ウェブ解析士 提案の実践法則! どっちがいいの
ウェブ解析士マスターの亀井耕二です。
毎日、サイトと向き合ってます。
どうしたらアクセス数が増えるのか?
なんてことばかり考えているとたまに嫌になってくることがあります。
でも、嫌になってしまうと、ウェブの神様から見放されてしまうかもしれません。
それは駄目。ウェブの神様はよく見てる。
やっぱり真面目に向き合わないといけないと自分に言い聞かせてる毎日です。
自分が書いた文章がたった1人にでも読まれていると思うと、きちんとしないと
いけないと思うのであります。
私が古くからやってるブログがあります。
ウェブ解析とまったく関係のない記事ばかりです。
ほとんど趣味に近い感じでやっているので、SEO対策もしてませんし、
他の方々に積極的にURLを教えることもありません。
その中の記事に、SQL(データベース記述語)に関するメモがあります。
たわいもない記事ですが、あんまり他には掲載されていない技術的なプチ情報です。
私自身が忘れないように15分くらいでささっと書いてアップしました。
今から6年前の2007年のことです。
先日、久しぶりにアクセスログを調べてみました。
なんと、その記事がトップのアクセス数でした。
トップといっても、毎日30から40のアクセス数です。
少ない?!
あなたはきっと、なあんだと思われたでしょう。
でも、ずうっっっっっと、毎日30から40なんです。
さかのぼって調べてみると2007年から今まで6年間。
6年間。毎日30のアクセス…。
一年が365日だから毎日30アクセスとして、1年で10950PV。
これが6年だから、65700PV。
単純にはいきませんが、まあ、考え方としてはこんな計算もありかな。
ちょっと、驚きました。
SEO対策もないし、リスティング広告もしてない。
けど、訪問客は30秒ほどは閲覧している。
ということは、これはこれで役に立ってるってこと?!
考えてみると。
短期に流入を増やす施策も重要です。
でも、長期にわたってアクセス数を増やすっていう方法もあるのかなと思います。
物流の世界では、交差比率という考え方があります。
販売あたりの利益 × 在庫回転 = 交差比率
といって、交差比率を最大化するように在庫をコントロールするというもの。
この式で考えると、同じ期間で比較して。
商品Aは100円の利益がある。これが100回転すると、10000。
商品Bは10000円の利益がある。1回転すると、10000。
つまり両者は、等価であると考えるわけです。
これをウェブにおきかえてみたらどうなるか?
これが、先ほどの私のブログの例です。
コンテンツに時間軸をプラスする思考とでもいいましょうか。
えっ、結果が出るまで悠長に待っとれん?
それはそうですな。
急いては事を仕損じる?
◇「ウェブ解析士 提案の実践法則!」 http://www.kameikoji.jp ◇