コクヨ SYSTEMICとキングジム レザフェス ノートカバーを2冊買った

コクヨ SYSTEMICとキングジム レザフェス ノートカバーを2冊買った

社会人1年生の息子の誕生日プレゼントにA5サイズのシステム手帳を選んだ。
インターネットでは情報が氾濫しているのでどれを選んで良いかわからない。
そこで、東急ハンズに出向き現物を検討すること2時間。
結局、息子用と自分用に「コクヨ SYSTEMIC」と「キングジム レザフェス ノートカバー」を買った。

以下にボクの感想を記録しておくことにする。

[1] ボクがシステム手帳にもとめるもの
最初に自分のニーズを書いておく。(ボクの感想が誤解を生まないように)
システム手帳は、30年間で革製の本格的なものも含めて5冊くらい使ってきた。
7、8千円から2万円までの商品だ。← なかには衝動買いしてものもある。
サイズは、バイブルサイズ、A5サイズ、B5サイズ、
それが、いまでは使わず放置されてる。実にもったいない。

自分なりに理由を考えてみると
<1> 重くて、かさばる。← これが一番の理由
<2> ボクの手入れが悪いので、裏革の部分がぼろぼろにはがれてきた
<3> リフィルを入れ替えるのが面倒くさい ← 性格的なもの
<4> リングの部分が邪魔なので書き込みにくい
<5> 過去のリフィルを保管するのが面倒
<6> ビジネスノートとしてバイブルサイズとB5サイズ以上は使いにくい
これらが使わなくなった理由だ。
いまでは、100円ショップで買ったリングノートを素のままで使っている。
気楽といえば気楽だが、ビジネスの現場では相手に与える印象が違う。

かといって、いままでと同じようなシステム手帳をプレゼントしたら、
息子にはボクの遺伝子が半分は引き継がれているから、同じような理由で使わなくなるかもしれない。
だから、上の5つが解消されるような商品を選びたい。
これがボクのニーズだ。

[2] 検討したシステム手帳
売り場では、さまざまなシステム手帳が並んでいた。
ダヴィンチ(レイメイ)やアシュフォード…。
それなりに高級感あふれる商品を見るとどれも良いように思う。

しかし、ニーズを満たさないものは除外しないといけない。
リング形式のものでリング径15mmを越えるものは検討からはずすことにした。
リングを使わないフランクリン・プランナーのシステム手帳が使いやすそう。特許だそうだ。

システム手帳はかたまって展示されているが、少し離れたところにノートコーナーがある。
そこをちょいとのぞいてみたら、コクヨとキングジムのノートを組み合わせて使うノートカバー製品があった。
おっ、これいいやん。と、手に取ってみた。
軽いし、薄い。もちろん、リング形式ではない。

[3] 以下の3点に絞って検討し、結果的に2冊買うことにした。

●コクヨ SYSTEMIC[システミック] 1800円

https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/systemic/ring.html
 自分用として購入。これに、キングジムのSHOT NOTEを合わせて買った。
コクヨならではのきめ細かい工夫がよい。価格も3つのなかでは一番安い。
 三つ折りタイプは初めてだ。リングノートを挟み込めるのが気に入った。
 最初からEDGE TITLEというリングノートがついている。
 ノートのサイド部分にタイトルを記入できる。これは使えそうだ。
 もう、片方には、SHOT NOTEのパッドタイプを挟んで使うことにする。
 コクヨからもCamiAPPというデジタル記録のアプリが出ているのだが、先にキングジムのデジタル記録のアプリを使い出したのでSHOT NOTEを使っている。
 三つ折りの2枚目部分には、名刺入れや資料を入れるスペースが用意されている。
 特徴的なのは、表紙と裏表紙にブックポケットがあること。ここにちょっとした資料やペンなどが挟める。
 ペンを指すところは、サイドに一つある。
 また、ノート自体を固定するためのゴムバンドがついている。カバンの中でバラけないので良い。
 後で説明するキングジムのレザフェス ノートカバーにはゴムバンドはない。
 カバーの材質はポリエステルカバーで手触りが良いが、高級感はないのが残念。
 もう少し価格が高くてもよいので、フランクリンプランナーのようなカーボンメタリックの材質のものがあれば、そちらを購入していただろう。
 価格も手ごろだし、普段使いのシステムノートとして使ってみることにした。

●キングジム レザフェス ノートカバー  1991LF 2000円

https://www.kingjim.co.jp/products/file/detail/_id_1991LF
息子へのプレゼント用に購入。キングジムのSHOT NOTEもいっしょに。
 基本的な機能はコクヨ SYSTEMIC[システミック]と同じだ。
 違うのは、ToDoリストフラップという半透明の差し込みがついているところ。
 ToDoリストをしっかり仕事に活かして欲しいと思うのでこれを選んだ。
 表紙の材質は合成皮革を使っているので、コクヨ SYSTEMIC[システミック]より高級感がある
 ビジネス現場でノートを使うときに高級感があったほうが印象が良いと思う。
 これも息子に贈る理由の一つだ。
 また、表紙にはチャック付のポケットがある。
 キングジムの商品説明ページには、この点について触れられていないがボクは評価したい。
 なぜなら、ポケットのなかのものが外に飛び出して散らばってしまうということがないから。
 かつて、システム手帳に挟んでいた付箋(ふせん)や名刺、カード類が飛び出してしまって困ったことがあった。
 ゴムのバインドはないけど、チャック付のポケットがあるので良しとする。
ところで、こんなこと言ってはなんだが、キングジムの商品ページは、コクヨより「しょぼい」。商品は良いのだから、もっと、きっちり細かな部分まで説明したほうがいい。

●フランクリン・プランナー 9450円
http://www.franklinplanner.co.jp/shopping/binder/180/index.html
 有名なフランクリン・プランナーの新製品。
リングの代わりに、6本の帯状の差し込みが付いている。← 説明がむずかしいので紹介ページを読んでください。
薄いし、軽い。150gだそうだ。手に取った感じも言葉通りだ。
表紙は、カーボンメタリックでしなやか。非常に高級感がある。若者にふさわしい感じだ。
しかも、A5サイズのノートをセットできる!
リフィルとノートの二本立てで運用できるではないか。

最後の最後まで、これを息子にプレゼントしてやろうと悩んだ。

しかし、次の点で見送った。
SHOT NOTEを差し込めない
 → これからは、紙とデジタル記録とのコンビネーションの時代だと考えているので、天とじメモパッドを使いたい。
・黒いバーの耐久性が心配
 → 見本品をみると黒いバーの部分が折れ曲がっていた。無造作に開くと曲がってしまうのかもしれない。
   かんたんに修復できなさそうだ。ページをめくる都度、気をつけないといけないのはいかにも面倒。
・とりあえず、キングジム レザフェス ノートカバーを贈っておいて、後で自分なりの好みが出てきてから検討してもよいだろうと考えた。

[4] ボクの感想
 システム手帳の商品数はすごい。こだわりのアイテムばかりだ。
 それだけ、好みがあるということ。見ているだけで楽しくなる。
  しかし、今回のノートカバー商品。
 システム手帳を越えるほど高機能だ。しかも、価格も安い。
 スマートフォンの普及率が増えるにつれて、従来のシステム手帳はデジタルとの活用が進むのではないだろうか。
 このジャンルの商品も増えるだろうな。楽しみだ。