
タイトル | 「自社サイトをコストで終わらせないために」 ウェブ解析士の事例発表集(2) |
出版日 | 2014年7月28日 |
Kindle | 480円 |
ASIN | B00M8N1G5K |
著者 | 瀧田 幸介 (上級ウェブ解析士) 福田 浩 (上級ウェブ解析士) 村上 晴子 (上級ウェブ解析士) |
アマゾン | https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00M8N1G5K |
※敬称略。資格は掲載時のもの。
成果を上げているウェブ担当者は知っている本当のこと
瀧田 幸介
瀧田さんは、石川県で活躍されている独立系のコンサルタント。私の急なお願いにもかかわらず、かなりの量の発表資料を用意していただいた。感謝。
企業が誤解している「サイトに対する考え方」についてひとつひとつ丁寧に解説されている。当日はスライド数が多くて制限時間内で話が収まらなかったのだが、こうして、文章として書き起こしてもらうと、なるほどと合点がいくことばかりだ。歴史に詳しいので戦国武将のたとえ話を交えた話は頭に入りやすい。
ローカルビジネスのためのFacebookとの付き合い方
福田 浩
福田さんも同じく中小企業のIT系の支援を中心として活動されているコンサルタントだ。SNSをどのようにマーケティングに活用していくのかという切り口で発表してもらった。いずれも多様な方法でSNSをからめてのノウハウである。他の勉強会の場でも感じたのだが、福田さんには独特のスタイルがある。クライアントの課題を掴むのが実にうまいのだ。(私が言うのもなんですが)いろいろな提案の引き出しのなかから、最もクライアントに合ったツールをそっと取り出す。と言った風なのだ。今回の発表内容を読んでますますその感を強くした。
建築工務店のITを活用したウェブマーケティングの実例
村上 晴子
村上さんの場合は、ウェブサイトを建築関係の仕事に実にうまく活用されている。
「ネットで家を売る。」を地で行くような話だ。しかも、突飛な話ではなくとても実務的だ。ウェブサイトというとまるでITの魔法のように捉える人がいるようだが、村上さんの話をお聞きすると、各々がうまく工夫されているので驚くばかりだ。ウェブ解析の知識をどのように活用すればよいのかという問いに対するヒントを与えてくれる。やはり、実務に則した内容は説得力がある。