PILOT アクロボールBKAB-30F-BKを試す

先日、文房具売り場をうろついていたら、パイロットからアクロインキなる新型インキを搭載したボールペンが売られていることを知った。

いまさら、またボールペンを買うとなると整理するのが大変になる。
といいながらも気になる。だから、手に取った。

書き味はまあまあ良い。
ジェットストリームと比べても遜色はない。

0.5ミリと0.7ミリが用意されている。
ボクは、最初から0.5ミリには興味がないから0.7ミリに絞って書き味を試した。

かすれることなくスムーズに書ける。これは合格。
ちょっと、すきになってきた。

そして、一番気に入ったのは2色ボールペンを用意しているっていうことだ。
ジェットストリームも申し訳程度に2色ボールペンを出しているが、本気度は感じられない。

ビジネスならなんといっても2色なのだ。← 個人的な見解
青も緑も不要。そんなにカチカチと使い分けられていられない。

ジェットストリームは、2色ボールペンの胴体が安モンくさい。
こんなことを言ったら、ジェットストリームファンは怒るかもしれないが、
中途半端に胴体が透明なボールペンには、どう考えても高級感はない。

たかだか数百円のボールペンに高級感もあったものではないけど。
それでも、日頃使いのボールペンにはそれなりの風情が欲しいと思うのだ。

数千円のボールペンではなく、数百円のボールペンにこそ、それなりの高級感が欲しい。
それも2色ボールペンにこだわる。

では、パイロットの2色ボールペンは、そうなのかと問われると、そうでもないと答えるしかない。やはり、パイロットのボールペンも胴体の半分は透明である。

ただ一点。パイロットには黒色ボディーの2色がある。これがいい。

同じタイプの2色ボールペンは、ぺんてるのピクーニヤがある。
このふたつはよく似ている。一時は、ぺんてるのボールペンをよく使っていたが、液だれがするのである。これは困る。だから、三菱のjignoに替えた。

だいたい、なんでボールペンメーカーは、3色(まあ、これは許そう)や4色(不要だと思う)を出すのだろう。
最初になくなるのは、決まって黒色なのだ。その次は赤色。
そして、青色や緑色は余る。これはボールペンメーカーの陰謀である。
使いもしない色を買わせているとしか思えない。

しかし…。

知り合いが4色ボールペンを好んで使っているので、どんな使い方をしているのかと聞いた。

すると、彼は、黒色と赤色をそれぞれ2本ずつ差し込んで使っているのだとか。

なんじゃそれ。

万一、インク切れを起こしても予備があるから安心なんだそうだ。

そんな使い方あるんかいな。あるんやろな。ボクには思いもよらんかった。

今のメインは、三菱のSigno RT-1だ。
先日、替えのインクを10本まとめ買いしたところ。
これで2色タイプがあれば完璧やのに。

アクロボールペンをメインにするかどうかは夏の暑い時期にもう一度試そう。
液だれするかもしれんからな。

2色ボールペンで高級感のあるやつ。それも数百円のボールペン。
それが欲しい。