カキモリのローラーボールペンがなかなかいい

先日、娘といっしょに東京の蔵前にある「カキモリ」に行った。
オリジナルノートやオリジナルインクを作ることができるので人気がある。

店のなかはお洒落で、女性客でいっぱいだった。男性客は、私の他に一人だけ。
色とりどりのノートや表紙、万年筆などがあって、文房具マニアには興味をそそるアイテムで一杯だ。そこでブラブラ見物していたら、「ローラーボールペン」なるものを発見した。

万年筆のインクをボールペンに詰めて使うオリジナルボールペンだ。
これは面白い!ドイツの万年筆メーカーにお願いしてカキモリオリジナルモデルを作ってもらったそうだ。一本1726円也。

早速、1本購入して使ってみた。

ペン先は、普通の水性ボールのようだ。本体は透明。キャップに「kakimori」のロゴがあしらってある。一見、なんの変哲のないボールペンだ。

バラしてみたらこんな感じ。奥にあるスポイトは、万年筆のインクを吸えなくなったときにインク壺の底からインクを吸い上げて右手前にあるカップに移すためのもの。そのカップからインクを吸い上げてボールペンのインクにする。というもの。

こんな説明書が同封されている。
万年筆愛好家にそそる内容だ。

書き味については、ボールペン以上、万年筆以下という感じだ。
手軽な感じで書けるのはいい。ちょっと、かたむけて書くのがポイントだ。かたむける角度は50度くらいがいいらしい。そのように説明書にかいてあった。好みのインクを使えるのがいい。手間がかかるがそこもいい。

しばらくはこのローラーボールペンを使ってみよう。