サイトを育てる解析実践|事例発表集70

サイトを育てる解析実践

今回の事例集は、
「この知識を、どう仕事に変えるのか」
という問いから始まります。

・当事者化
・気づき
・AI活用

一見バラバラに見える3つのテーマを通じて、
“自社サイトをコストで終わらせないための実践”を解き明かします。

今回の事例のポイント

  • 解析は、数字を見るだけでは成果につながらない
  • 成果を生むのは、現場の本音と思い込みを可視化する力である
  • AI時代の解析士には、判断と実行をつなぐ設計力が求められる
この巻で得られること

1.ウェブ解析の知識を「仕事」に変える視点

  • 資格や知識を持っているだけでは、現場は動きません。
  • クライアントの目的を深く聞き取り、数字を判断材料に変え、関係者を巻き込むことで、解析の知識を実務の価値へ変える視点が身につきます。

2.社内メンバーを「当事者」に変える進め方

  • ウェブの専門知識がない担当者でも、目的やターゲットが見えると、自分の役割に気づき始めます。
  • 専門用語ではなく、ユーザーの行動や心理を言語化し、関係者が自分ごととして参加するプロジェクト設計を学べます。

3.クライアントの「思い込み」を外す解析の使い方

  • 成果が出ない原因は、施策そのものではなく、前提の思い込みにあることがあります。
  • 高額リノベーション、百貨店外商倉庫市、畳べりメーカーの事例を通じて、相手が気づいていない市場や価値を発見する方法を理解できます。

4.広告やサイト改善を「盲点発見」から組み立てる力

  • 管理画面の数字だけでは見えないことがあります。
  • どの媒体が効いているのか、誰に届いているのか、どこに価値が眠っているのかを見つけ、成果に直結する施策へ転換する考え方が身につきます。

5.AIを使って「次の一手」を決める実践法

  • AIは、丸投げする道具ではありません。
  • 売上を決める数字で「何から直すか」を見つけ、AIでユーザーの気持ちを読み解き、AIエージェントで改善を実行する流れを学べます。

6.自社サイトを“コスト”から“資産”に変える力

  • ウェブサイトは、作って終わりではありません。
  • 解析、対話、改善、AI活用を通じて、サイトを育て続ける仕組みを作ることで、コストではなく事業を動かす資産へ変える力が身につきます。

第1章|リニューアルで終わらない関係を作る

毛利 美佳 氏(上級ウェブ解析士/チーフSNSマネージャー/上級ウェブ広告マネージャー)

単発のアクセス解析依頼から始まった案件が、サイトリニューアルプロジェクト全体への参加へと発展。
専門知識のない社内メンバーを「傍観者」から「当事者」へ変えていく1年半のプロセスを解説。

目次(詳細を見る)

第1章 毛利 美佳 氏
リニューアルで終わらない関係を作る ─ 上級ウェブ解析士の知識でプロジェクトメンバーを当事者に変えた1年半
1.1 自己紹介
1.2 SNSのつながりが生んだ出会い
1.3 競合との戦いと受注の決め手
1.4 上級ウェブ解析士の資格が信頼を裏付けた
1.5 レポート報告会が生んだ転機
1.6 リニューアルプロジェクトへの参加
1.7 傍観者を当事者に変えたワークショップ
1.8 対話と余白で引き出す当事者意識
1.9 リニューアル公開と次のフェーズへ
1.10 質疑応答──実践から学んだこと
1.11 上級ウェブ解析士は最強の武器

参考書籍:ジャーニーマップに関する書籍

発表者の言葉

アクセス解析の依頼は、単なるレポート作成で終わるものではありませんでした。
本当に求められていたのは、ウェブサイトリニューアルプロジェクトの成功でした。

上級ウェブ解析士として学んだ環境分析、課題整理、戦略立案、KPI設計の知識を活用し、専門用語に頼らず、社内メンバーの本音を引き出していきました。
レポート報告会をきっかけに、社員の方々は自社サイトの課題を自分ごととして捉え始めます。

RFP作成、ペルソナ設計、カスタマージャーニーマップを通じて、各部署の担当者が主体的に関わるようになり、サイト公開後には年間支援やSNS運用の相談へとつながりました。
上級ウェブ解析士の資格は、単なる称号ではなく、現場で信頼を得るための「武器」であることを示す事例です。

(事例集70本文より)

第2章|解析事例集:気づきと実践のメカニズム

宮原 雅明 氏(ウェブ解析士マスター)

高額リノベーション、百貨店外商倉庫市、畳べりメーカー。
三つの異なる現場を通じて、相手の「知らない」を補い、成果に直結させる解析士の役割を解説。

目次(詳細を見る)

第2章 宮原 雅明 氏
解析事例集:気づきと実践のメカニズム —— 相手の「知らない」を補い、成果に直結させた実務の記録
2.1 自己紹介
2.2 今日の発表概要
2.3 事例① 高額リノベーション―AI任せからの脱却(背景と失敗)
2.4 事例① ブラックボックスを開く――ディスプレイ広告への転換
2.5 事例① 結果――成約率30%、月間95件へ
2.6 事例② 百貨店外商倉庫市―固定観念の外にある市場
2.7 事例③ 畳べりーLINEの可視化と切れ端の価値
2.8 事例③の展開・三事例の共通点
2.9 質疑応答

参考書籍:マーケティングの盲点に関する書籍

発表者の言葉

解析の進化は「気づき」にあります。
現場を動かすには、クライアント自身が気づいていない盲点を、どのように提示するかが重要です。

高額リノベーションの事例では、AI任せのPMAX広告から脱却し、ブラックボックスを開いて配信実態を確認しました。
その結果、ディスプレイ広告に商機を見出し、成約率30%、月間コンバージョン95件という成果につながりました。

百貨店外商倉庫市では、固定観念の外側にある市場を発見し、畳べりメーカーでは、LINEの可視化と切れ端の価値を見直すことで新たな可能性を引き出しました。
数字を読むだけではなく、相手が見落としている価値を見つけ、背中を押すこと。そこにウェブ解析士の本質的な役割があります。

(事例集70本文より)

第3章|最新AIで「次の一手」を決めた、あるEC現場の話

中嶋 直喜 氏(上級ウェブ解析士/上級SNSマネージャー/上級ウェブ広告マネージャー)

“どこを直すか”は数字で、“どう直すか”は実演で。
AIエージェントをEC改善の現場に組み込み、解析から改善実行までのサイクルを短縮する実践を解説。

目次(詳細を見る)

第3章 中嶋 直喜 氏
最新AIで「次の一手」を決めた、あるEC現場の話 ── “どこを直すか”は数字で、“どう直すか”は実演で
3.1 自己紹介
3.2 AIツールの動向とスライド資料の活用
3.3 施策の「順番」が成果を左右する
3.4 売上を決める6つの数値とAIによる分析
3.5 解析ツールの設置からレポーティングまでをAIで自動化
3.6 Claude Codeの導入とサイト改善の実践
3.7 短期PDCAサイクルによる高速改善と支援スタイル
3.8 「買わない理由」を見つける──ECいんぷる


参考書籍:AIエージェントに関する書籍

発表者の言葉

ECサイトの改善では、施策の順番が成果を左右します。
まず見るべきは、売上を決める6つの数字です。そこから「何から直すか」を判断します。

しかし、GA4は「どのページで帰ったか」は教えてくれても、「なぜ帰ったか」までは教えてくれません。
買わなかった人は、何も言わずに去っていきます。そこでAIがお客様になりきってサイトを見て、「どこで買うのをやめたか」「それはなぜか」を言葉にする仕組みが必要になります

数字で当たりをつけ、気持ちで理由をつかみ、AIで直す。
この三つがそろって初めて、自社サイトを「コストで終わらせない」改善が回り始めます。

(事例集70本文より)

本書が伝えているのは、
「正しいツール」ではありません。
数字をどう読み、
現場の本音をどう引き出し、
次の一手にどうつなげるか。
その視点を手に入れることこそが、本書の価値です。

この巻は、こんな方におすすめ

  • ウェブ解析士の知識を実務に活かしたい方
  • アクセス解析をレポート作成で終わらせたくない方
  • 自社サイトやECサイトを成果につなげたい方
  • クライアントの思い込みや盲点を可視化したい方
  • AIをサイト改善やマーケティング実務に活用したい方
  • サイトリニューアル、広告運用、EC改善を体系的に理解したい方

書籍情報

  • 種別:電子書籍(Kindle)
  • タイトル:自社サイトをコストで終わらせないために(事例発表集70)
  • 出版日:2026年7月1日
  • Kindle価格:480円(税込)
  • ASIN:B0H6ZVLJBW
  • 種別:ペーパーバック
  • タイトル:自社サイトをコストで終わらせないために(事例発表集70)
  • 出版日2026年7月頃出版予定
  • 販売価格:1430円(税込)
  • ASIN

企業での共有や勉強会の参考資料として、
ペーパーバック版も用意しました。

複数冊の購入や社内共有にもご利用いただけます。

関連情報

本書は、2026年6月13日に開催された勉強会の発表内容をもとに再構成されています。

当日の勉強会の記録を見る

カテゴリ

出版書籍:ジャーニーマップ/盲点/AIエージェント

以上

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