検索するのに疲れたわ

ウェブ解析士マスターの亀井耕二です。

 

土曜日の朝。
「あー、もうイヤ。検索するの疲れたわ。」
ため息交じりに嫁はん(関西弁で奥さんのこと)がつぶやいた。

我が家のそうじ機が六年目にして突然壊れてしまったのだ。
しかたがないので新しく購入するハメに。

早速、ネットで検索しようということになった。
 紙パック式よりサイクロン型がいいとか..云々。
検索することで次々に情報を得ることができる。

悩みながらもこれがいいかなあとか言ってる。
と、別のオススメ情報が目にとまるらしい。

待つこと3時間。

嫁はん曰く、「とりあえず、今日のところは様子を見るわ。」

えっ、なんやそれ。
結局、買わなかったのである。

いずれ、私に「○○のページの○○を注文しといて。urlをメールで送っといたから。」
という指示がでることになるだろう。

こうなると。
アクセス解析の担当者が気の毒に思えてきた。
その日のアクセス急増の原因に頭を悩ませることになるかもしれない。
彼は(彼女は)、土曜日の早朝からそうじ機を探しまくっているユーザーが
実は、イラッとしながら検索しまくっている関西のおばちゃんだとは知るはずもない。

横目で見ていると、彼女は何度も何度もそのサイトに訪問していた。

なぜか?

思いつく検索キーワードごとにそのサイトが常に上位に出るからだ。
しかし、そのサイトの商品情報は目的に合致していないらしい。

「もうっ、どれもこれも同じようなもんばっかり...。」
嫁はんが少々イラつく。

まだまだ検索が下手なユーザーはたくさんいる。
だから、リスティング広告もかなりの数が無駄となってしまうのだ。

担当者はこれだけクリックしたユーザーがなにも買わずに離脱したという結果から
このユーザーは見込み客だと思うだろうな。

その通り。

しかし、実際はメールのURLからやってきたユーザー(つまり、私)が注文することになる。
ノーリファラーの買い物客。きっと、ブックマークから来たと思うだろう。

「選択の神話」(ケント・グリーンフィールド著)によると、選択肢が多いとユーザーは
買いものを控える傾向があるそうだ。
それをそのまま検索結果と置き換えても同じようなことになるに違いない。

あなたのサイト...。

検索結果で1位を勝ち取って売上げ伸びてますか?

ひょっとして、2位以下のサイトのほうが売れていたりして。