「自社サイトをコストで終わらせないために」事例集3

事例集3
事例集3
タイトル「自社サイトをコストで終わらせないために」 ウェブ解析士の事例発表集(3)
出版日2014年8月28日
Kindle480円
ASINB00N59LCQO
著者岡田 美濃 (上級ウェブ解析士)
岡本 裕智 (ウェブ解析士マスター)
山本 誠一 (上級ウェブ解析士)
アマゾン https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00N59LCQO

※敬称略。資格は掲載時のもの。

お家でも使えるウェブ解析

岡田 美濃

岡田美濃氏はデザイナー出身のウェブ解析士だ。本誌のカバーも彼女にデザインしてもらっている。ウェブ解析のノウハウを生活に応用するというのが斬新だ。とかくビジネス寄りの話になりがちなのでこういう内容を聞くとなんかうれしくなる。ウェブ解析の知識はもっと生活を豊かにできるように使えるはずだ。専門家だけの知識ではないことを示唆している。新しい切り口である。

ウェブ制作 / 運用のミスを未然に防ぐ方法

岡本 裕智

これは事例集のための書き下ろしである。実際はホームページで家は売れるのか?という刺激的なタイトルだった。登場したのが、当時まだ上級ウェブ解析士だった岡本裕智氏である。現在は解析士マスターとして活躍されている。参加者はほとんどがウェブとは疎遠な方々ばかりだ。だから、興味を引くためのタイトルにした。内容はマーケティングの真面目な話だ。ウェブの可能性について取り組んだ積極的な内容である。一転して、この書き下ろしでは、自身の失敗した経験を中心にした話だ。このような話を聞くチャンスはそうそうないだろう。クライアントと制作会社という組合せのなかで、どのような考えでやりとりが展開したのか。実に示唆に富んだ内容である。これからコンサルタントとして起業しようとする人にはとても立つだろう。

インバウンドマーケティングにおける最新のICT活用法

山本 誠一

山本誠一氏は、独立系のコンサルタントだ。余談だが誠一とかいてノブタダとお読みする。常に最新のIT技術を駆使したマーケティング活動を展開されている。顧客応援隊というネーミングから推察できるように地に足のついた支援を展開されている。一年前の勉強会でインバウンドマーケティングの話がでるなんて思いもよらないことだった。最先端の話題は、何処かのセミナーで派手なタイトルで集客しているイメージがあった。この本を手にしている読者はラッキーだ。インバウンドマーケティングについての洞察はこの事例集で理解できる。