上級ウェブ解析士の目線とは -前編

ウェブ解析に関わるようになるといろいろなサイトの計画や改善を提案するようになりますね。
でも、一回で劇的に改善するなんてことはめったにありません。
コツコツと取り組むしかないのです。そして、時には行き詰まったりすることもあるでしょう。
そんなとき、私は次の「うぇぶかいせきし」を思い出すようにしています。

今回はそれらの8つのポイントをご紹介しましょう。

1.「う」ウオンツを意識にする
 ウオンツとは人間が本来持っている欲求のことです。
 それらのウォンツをどのように引き出して、その欲望に答えていくかという視線が重要です。

 例えば、「体力がないけどジョギングを楽しみたい」と言う場合は「ウォンツ」。
 一方「足に負担をかけないジョギングシューズがほしい」は「ニーズ」です。
 あなたが対象とするサイトの根本を見つめ直すときには、この「ウォンツ」を意識してみましょう。

 訴求点を考えるときに、ウォンツからユーザーが気付いていないニーズを発見できるかもしれません。

2.「え」エンドユーザー目線を忘れない
 ついついエンドユーザーのことを忘れてしまいがちになるものです。
 制作者側の勝手な思い込みでデザインしてしまわないようにしないといけません。
 エンドユーザーの立場といっても、いろいろなエンドユーザーがいます。
 男性、女性、子供、青年、大人。考えられるエンドユーザーのプロファイルを意識しましょう。

 最近、あるウェブアプリを改変しました。
 文字サイズを15ポイントから18ポイントに変更しただけです。
 すると、ユーザーから今度のアプリはすごく良くなったというご意見がありました。
 文字サイズを大きくしただけなのに…。複雑な気持ちでした。

3.「ぶ」ブランドを伝えることを意識する
 あなたが分析しようとするサイトにはブランドがあります。
 ブランドとは知名度ではなくて販売しようとするモノやサービスなどの価値そのもののことです。
 なぜ、その広告コピーなのか。なぜ、その写真なのか。

 ブランドをユーザーに「伝える」という観点から検討しましょう。
 こちらが必死で考えた説明やコピーでも、ユーザーには秒殺されてしまいます。
 本当に、「伝える」ってことは難しいですね。

4.「か」仮説と検証を重ねる
 基本中の基本ですね。ウェブ解析は仮説と検証の繰り返し。
 講座のなかでも、何度も何度も聞かされた言葉です。
 いまさら、説明の必要もありませんね。しかし、忍耐が必要です。
 あきらめず次の成功を夢見て一つ一つ検証していきましょう。

後編へと続く

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