フォローアップ講座に参加しよう!

勉強会

ウェブ解析士の資格更新要件のひとつに、毎年開催されるフォローアップ試験に合格しなければならないというのがある。資格を維持するためには、変化が激しいウェブのポイントとなる知識を抑えていなければならない。

でも、それって、すごく範囲が広いのでチェックするのは大変です。それを補う目的で、協会側では定期的に各支部を回って解説しています。

近畿支部では2月8日に開催

30名あまりのウェブ解析士の参加者のなか参加してきました。講師は、協会のカリキュラム部の部長である寺岡さん。今年のカリキュラムの改定ポイントを中心にフォローアップの試験問題について解説してもらいました。

解説は必須ポイントを中心に

フォローアップ試験というのは、チェックポイントでもあります。なぜ、そこが試験として聞かれるのか。変化の激しいウェブ業界だからこそ、ポイントとなる知識の確認が必要です。

一見、面倒な試験ですが。説明を聞いているうちに、なるほどと合点が。
説明を聞きながら試験をクリアできました。

相談できる仲間が見つかるかも

フォローアップ講座のいいところは、そのあとの懇親会。初めて参加するという方もけっこうおられます。そこで、知り合った人たちと情報交換するのが楽しい。聞きにくいことも聞けたりします。ウェブ周りのことを気楽に相談できる環境というのはそうそうありませんね。

2月29日名古屋で勉強会を開催します

20200229名古屋開催ウェブ解析士による勉強会

毎年2月は名古屋で勉強会を開催します。今回の開催場所は、名古屋市市政資料館です。
坂の上の雲のロケ地として利用されたそうですね。

今回の発表はどれも面白そうです。新しい試みとして、ウェブ系フリーランスの方を対象に、ファイナンシャル・プランニングについてお話したいと思います。

ぜひ、ご参加くださいね。

第33回 自社サイトをコストで終わらせないために

参加申込はこちらから

サイトをリニューアルしました

20200201リニューアル

このサイトは2013年4月1日に開設しました。当時は中小企業庁の施策の後押しもあって、Jimdoを利用したサイトが流行しました。中小企業診断士の方々も、新規にサイトを構築したいと相談されることも多かったので、Jimdoを推奨したと記憶しています。

私のところにも「新規にサイトを構築したい」というような相談がありました。当時は、Jimdoを紹介することが多かったのですが、自分で構築した経験がなければ突っ込んだアドバイスもできません。

それじゃあ、自分自身でJimdoでサイトを構築してみようと始めたのが、このサイトでした。ブロック型のエディターは、初めての経験。最初は慣れなかったのですが、慣れてきたら、結構素早くページを作成できる。ささっと素早くページを作成するにはうってつけ!

あれから8年経ちました。そろそろ、サイトも陳腐化?

というより、記事が古くなってきました。当時は、そこそこの評価をもらった記事も、今となっては価値も半減してしまいましたね。というより、ゼロかもしれません。

わたしは、自分の人生の幅を広げようと、昨年CFPの資格を取得しました。
それとともに考えたことは、このサイトでできる貢献とは何か?

あらためて、自分が提供できる情報を再考した上で、サイトをリニューアルすることにしました。

今から12年前。わたしが前職の会社で開発グループを率いてシステム構築していた頃。メンバーが遠隔地にいたため、WordPressを使って業務報告を共有していました。一部不足していた機能はphpをカスタマイズして使っていました。ならば、久しぶりにWordPressでリニューアルしてみよか。というような軽い気持ちで作業に取りかかりました。

久しぶりに触るWordPressはとてつもなく進化しているではないか!

失敗を恐れず、少しずつでもサイトを改変していこうと思います。
不備を見つけたら教えて下さいね。 

消費者の心理の顕在意識はたった5%

先日、「心脳マーケティング」(ジェラルド・ザルトマン)を読んでたら次のことが書いてありました。

 まとめてみますと、

 『消費者が購買活動を行うとき、意思決定はその消費者の意識のたった5%しか使っていない。』

ということが書いてありました。

ほかの心理学の本にも書かれている内容ですが、僕がおどろいたのは5%という数字。

「心療内科」とかだと5分の1と書いてあります。20%です。

たった5%だったら、まるで夢遊病者みたいだ。

つまり、まるで考えないで買い物してるって感じか。

そういう消費者に対していかにマーケティングを展開していくのか。

むずかしい。

僕の場合は、お酒がはいったときの購買行動は、健在意識(顕在ではなく)はほぼ0%。

粘着度とは?

久しぶりに「Web解析HACKS」Eric T.PETERSON著( オライリー・ジャパン)を読み返しています。

 この本、なかなか充実してます。発行されたのが2006年とちょっと古いんですが、それでも基本は全て押さえているし、着想は全然古くない。

そして、こんなことも書いてあります。

アプリケーションがどんなに優れていても、優れた人材のかわりはできない

そう、その通りですな。

と、あらためて本にアンダーラインを引いているところを発見!

■ 粘着度?

メルマガで受信者にクリックさせることは当然の目的。でも、それは半分に過ぎません。

やはり、ウェブページに訪問してもらったなら、サイト内を移動し続けてもらわないといけませんね。それを知る一つのKPIが「粘着度」というのだそうです。

1回のアクセスでのPV(ページビュー)数をメルマガに対するレスポンス者数で割ったのが「粘着度」。

この「粘着度」が低いと言うことは、ランディングページがしょぼかったり、メルマガのコンテンツがいまいちランディングページにマッチしていなかったとか、あるいは、ページのレスポンスが遅かったりする可能性があるのだとか。

地味なKPIですが、このあたりの数値をフォローするといいことがありそうですね。

たまには、本格的な本をじっくり読み返したいものです。反省

鏡がない

20140923BLOG

近くの大手スーパーまでぶらぶら歩いて買いものへ行ってきました。

洗剤と清掃グッズ、お風呂周りのアレコレを適当に。

ボクは時間の余裕があれば、お店のディスプレイを見物することにしている。

ウェブに参考になるようなことがあるかもしれない。

まあ、めったにそんなことはないけど、今日はちょっと目がとまった。

そこの2階はファッション雑貨と服飾にレイアウトされている。

ガラにもなくカジュアルウェアなどをなんとなく見て回る。

その横に、紳士ものの帽子コーナーがあった。

ハンチングやハット、キャップなど50アイテムは陳列されていただろう。

へー、キャンペーンかな?他の陳列に比べてあきらかに面積が広い。

たまたまなのか、客はボク1人。

ふーん、と見回して、気がついた。

鏡がない…。

帽子があれば、10人が10人とも鏡を見るだろう。

それなのに、どこを探しても鏡がない。

これでは、ちょっとかぶってみようかなと言う客はいない。

似合うかどうかわからない。

….。

ウェブのコンテンツもこれと同じことがあるかもしれない。

当然、そこになければいけない「あるモノ」がない。あるいは、見つけられない。

「あるモノ」はリンクだったり、購入ボタンだったり、比較表のリンクだったり。

そのユーザーの真に求めるアイテムであったり。

そして、「ないモノ」はログには残らない。

離脱するだけかもしくは他のページに行ってしまうか。

ウェブ解析は、「ないモノ」を探す活動とも言える。

上級ウェブ解析士のセオリーとは?

初級ウェブ解析士と上級ウェブ解析士には決定的な違いがあります。

それは、
サイト改善のセオリーを知っている。
です。

それも改善の内容はクライアントに対してきちんと説明できなければなりません。

[1] サイトを改善するのか?
[2] リスティング広告を打つのか?
[3] リアル営業に対してこれこれの提案をするのか?
[4] いくら費用がかかるのか?
[5] どのようなスケジュールで実行するのか?

ざっと言うと、こんなことを上級ウェブ解析士は知っているわけです。
基本的な用語、例えば直帰率だとか離脱率だとかは初級で学びますよね。

もちろん、初級ウェブ解析士講座では簡単な計算式も教わります。

上級ウェブ解析士の講座では
成果を上げるためには具体的にどのように考えるのか
ということを学ぶことができます。

[ まずは事業分析から始まる ]

地味な作業から取り掛かります。

真っ先にアクセスログを引き出してきて計算することはありません。
まずは、事業モデルをしっかりと頭にいれなければいけません。


そうでないと目標とする成果がわかりません。

例えば、新規顧客の集客モデルを調べないといけない。
アクセス分析(あえてウェブ解析ではなく)をしてみて、
新規ユーザーが増えた減ったと言ってみても問題は解決しない。
そもそも、その事業ではサイトでの新規集客はどういう位置づけなんでしょう。

もし、実店舗を構えていたら?
もし、集客しても何も売るものがなければ?
もし、…。

いろいろなケースがありますね。
上級ウェブ解析士ならすぐにアクセスログには飛びつかないはず。

ここはぐっとこらえて状況を確実に把握します。

[ そしてウェブ分析にとりかかる ]

事業モデルの分析が終わった。
そこから、はじめてサイトの分析に着手します。

でも、まだアクセスログは分析しませんよ。


その事業におけるサイトの世間の比較評価を調査します。

[1] 競合サイトとの間ではどういう順位にいるのか?
[2] 自社サイトと似た競合サイトはないのか?

いろいろな見地から客観的に分析を進めていきます。

ちょっと、遠回りだなあとお考えの方もおられるかもしれませんね。

でも、「急がば回れ」です。
決して急いではいけません。

そのサイトに内在する問題(原因)をしっかり把握しないといけません。
そうでないと、効果的な手を打てないからです。

やみくもにSEO対策をしても効果(成果)は上がりません。

段階的にサイトを分解して丹念に調査していきます。
そして、最も改善効果があるポイントを見つけ出します。

そういう方法を上級ウェブ解析士は知っているわけです。

こうした改善ポイントの発見は、我流ではなかなかうまくいきません。
是非とも体系だった知識をつけたいところです。

企業内の孤独なウェブ担当者のみなさんにもきっと役立つ知識です。

ちょっとコマーシャルになってしまいましたね。すみません。

新規とリピーターの割合

今年ももうすぐ終わりですね。私は相変わらずウェブ解析の中にいます。

先日、新規とリピーターの割合について考えることがありました。
クライアントからいろいろ相談されました。

二つのオンラインショップを三年間フォローしてます。

Aというショップは、季節性商品を取り扱う店。
Bというショップは、嗜好性商品を取り扱う店。

どちらも特色のあるショップです。
訪問数も月間1万から3万くらいあります。
メルマガに登録しているユーザー数はどちらも1000名くらいで同じです。
戦略の違いもあってマーケティングの方法はまったく違います。

Aは、リスティング広告とSEO対策がメインでガンガン集客をしています。
一方、Bはリアル営業を重視しており、サイトでは主人が自分の考えを語るというスタイル。
たまにメルマガを出すくらいです。

どちらも、もう一押しできれば売上げもアップするだろうと支援しています。
急な売上げ増進はありませんが、ここ数年着実に伸びています。

あるとき、ふとしたことから新規訪問率とリピート訪問率を比べてみました。

Aというショップは新規訪問率は75%。リピート訪問率は25%。
だいたい75:25。CV率は、0.5%

Bというのショップの新規訪問率は55%。リピート訪問率は45%。
だいたい55:45。CV率は、5.5%

どうですか?教科書的に見れば課題は一目瞭然ですね。
AのCV率が低すぎる?Bの新規訪問率を引き上げるべき?

でもですね。これらの数字はここ数年変化がありません。
どうやっても変わりません。でも、売上げは伸びてきています。

Aというショップには1年に一度だけ訪問する客が多いことがわかっています。
これは新規?それともリピーター?

Bというショップでは、リアル営業からの紹介で新規訪問する客がほとんどです。
これは新規?それともリピーター?

あなたならどう考えますか?

それぞれの数字からだけではなかなか実体はわかりませんね。
クリックした人たちのウェブの行動は、クリックする前の行動は何も説明しません。

何度もクライアントと会って話をしないと実体を思い描くことができません。
つくづく推察力が必要だなあと思います。

ウェブ解析士は仮説しだいでどうにでも提案できてしまいます。
見た目だけの数字で判断すると痛い目に会います。
それだけに「説明力」のある推察が必要だと思います。

今年ももうすぐ終わり。
年末年始は、「説明力」を高めるためにウェブ系以外の知識を補充しようかな。

BtoBサイトを見つめる目

先日、BtoB広告協会との共済で勉強会を開催しました。
代表理事の江尻さんにも応援をいただきとても助かりました。
そのときのことをかんたんに紹介したいと思います。

[1] 初めての試み
新しく取り組んだテーマは、企業サイトの解析です。

手上げをされた企業からアクセスログデータをいただいて
ウェブ解析士が解析するというもの。

勉強会で解析するというスタイルは初めての経験でしたので
どうしたらよいのか手探りの状態でした。

対象サイトは、ネジなどを作成する完全なBtoBサイト。

事前に、社長さんにお話を聞きました。

アクセス解析ツールは、契約しているプロバイダーから提供されて
いるものを使用している。詳しくはわからない。
サイトの方向性や現状についてこれでよいのか疑問に思っている。
サイト作成の業者とは違う意見を聞きたいので存分に叩いてください。
まな板の鯉になります。とのこと。

[2] 好評だった解析
解析に手上げをしていただいた解析士は3名。
尻込みされるのを半ば強引にお願いして発表していただきました。
ログデータも基本的な項目のみ。

短い時間でどう結果を説明するのか。
悩ましいですね。

それに、遠隔地同士なのでメールだけの打ち合わせです。
当日になって、お互いの生の発表を見て簡単に打ち合わせを実施。
当該企業の担当の方がお見えになっているので少し緊張気味でした。

パネルディスカッション形式を採用。サイトの解析が共通のテーマです。
時間は30分でしたが、他企業からも質問が出るなどまずまずの手応えでした。
後日、協会の方々から、参加企業からは好評でしたよとのお言葉をいただき
ほっと胸をなで下ろした次第です。

[3] 切り口を考える
それぞれが自分の持ち味を発揮した良い発表だったと思います。
ウェブ解析というとすぐに日々データの推移や、ユニークユーザの動向、SEO対策など
ログデータを元にした解析が頭に浮かびます。

しかし、それでは面白くない。

事前に企業からログデータをいただいてはおりましたが、同じような解析結果を
発表するのではなく、違う切り口で提案していただくことにしました。

ということで、3つの切り口からの提案発表となりました。
・戦略・コンセプト
・デザイン
・ウェブ解析士の直感(ユーザー目線)

私は特に3つめの「ウェブ解析士の直感」を大切にしたいと考えています。
セオリー通りの解析は、予想される結果しか出ないことが多いので。

勉強会には産業クラブからも参加された企業も多く関心事項もバラバラ。
切り口を分ける方法は、論点が明確になってよかったと思います。

[4] 次回は
好評だったので、毎年11月に定期開催することになりました。
次回は、自分のサイトを解析してほしい。企業が数社名乗りを上げているとか。

われわれウェブ解析士も腕を磨かないといけませんね。