発表も練習あるのみ

ウェブ解析士マスターの亀井耕二です。

前回のコラムから1ヶ月も空いてしまいました。
予定がびっしり。貧乏ヒマ無しというところですか…。(貧乏って)

さてさて、今年はウェブ解析士の勉強会を4回開催しました。
最初はなんとなく始めたのですが、来月の勉強会で年間5回の開催となります。
よくもまあ、5回もできたもんだなと自分でも感心している次第。

●あなたは発表者になれますか?
ところで勉強会では発表者を募るのですが、そこでいつも感じることがあります。

すぐに手を上げる人がいません。
ちょっと立ち止まる方が多い。

なぜ、でしょう?

自分に発表できることなどない。
参加する人に持ち帰ってもらえるようなネタはない。
そもそも人前で発表したことがない。

このような方々が多いのはないでしょうか?
これをお読みのあなたはいかがですか?
30人くらいの参加者の前で発表した経験がありますか?
あるいは、100人以上の参加者の前ではいかがですか?

そんな機会はない?

ウェブ解析の知識は豊富にお持ちでも、みんなの前で発表するとなると尻込みしてしまう。
その気持ちはわかるけど…。

実際、発表していただくと、これがけっこう面白い。
その面白さが自分ではわからない。
自分は面白くないと思っていても、他人は面白いと思う感覚。
これを知ってもらいたいと思います。
本当、面白いんですよ。
一生懸命説明される内容には、どこか必ず得るところがあります。

ウェブ解析士として知名度を上げていくためには、どんどん発表していくしかありません。
インプットよりアウトプットのほうがはるかに大切です。

●アウトプットの練習が必要

最低、自分の名前ははっきりと告げなければいけません。
パワーポイントに書いてあるからって、省略してはいけませんよ。
また、パワーポイントに依存し過ぎてはいけません。
 パワーポイントの朗読会になってしまいますから。

発表ノウハウ等は書籍でいくらでも手に入りますが、実践にはかないません。
人前での発表会が苦手だという方は、練習しましょう。
「何」を伝えるかよりも前に「どのように」伝えるかに的を絞ることも大切です。